東京でおすすめのIT（プログラミング）スクールを紹介します！

ITスクール（プログラミングスクール）に通おうと考えている人のなかには、どのような点を重視すればよいのか分からずに悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。そこで、当サイトではWebアンケートによる調査を実施したので、結果を見ていきましょう。

第1位は「授業や講師の質」でした。スクールによってどのような授業を行っているのか、そしてどういった講師が在籍しているのかといったこともかなり違っているため、事前のチェックは欠かすことができません。おすすめなのは、法人に対しても講座を提供しており、講師に関しては現役のエンジニアであることにこだわっているようなスクールです。

第2位は「サポート体制」でした。サポートの内容も、転職など自分の目標を達成できるかどうかに大きくかかわってくるのでしっかりとチェックするようにしましょう。転職のサポートが充実しているスクールも存在するため、転職を目指す人はそういったスクールを探してみてください。

第3位は「受講形式」でした。ITスクール（プログラミングスクール）の受講形式にはおもにオンラインと対面があるので、自分に合った受講形式が採用されているかどうかも重視したいポイントです。

以上がアンケートの結果となります。このあとは、いよいよ本格的にITスクール（プログラミングスクール）選びのポイントをチェックしていきましょう。

IT関連のスキルは就職や転職にも有利とされていることから、ITスクール（プログラミングスクール）の需要は高まっています。しかし多くのスクールがあるため、何を基準にスクール選びをすればよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、まずはITスクール選びでチェックしたいポイントをご紹介します。

授業や講師の質

ITスクールに通うのなら、まずチェックしたいのが授業や講師の質です。質の高いカリキュラムを提供しているITスクールや、実践で活かせる知識や技術を教えられる講師がいるITスクールであれば、未経験からでもエンジニアとして就職や転職ができるほどのスキルを身につけることができるからです。

反対にいえば、質が低いITスクールを選んでしまうと、時間やお金を無駄にしてしまう可能性があるということでもあります。質の高さを判断するための方法はいくつかありますが、講師については正規雇用にこだわっていたり、エンジニアとしての実務経験がある方を採用していたりすると質の高い学びを期待できるでしょう。

また、卒業した方が就職先や転職先で活躍していれば、しっかりとしたスキルを身につけられる可能性が高いことがわかります。実践で活躍できているかどうかについては、現場の社員や採用担当者の口コミから判断することができます。限られた時間や費用を有効活用し、通ってから後悔しないようにするためにも、ぜひ授業や講師の質が高いITスクールを選んでください。

サポート体制

プログラミングに限らず、どのようなスキルであっても、習得に大切なのは継続することです。未経験でも知識がなくても、時間をかけて正しい学びをしていけば、現場で活躍できるスキルを習得できる可能性は十分あります。ただし、プログラミングは決して簡単とはいえないスキルであるため、カリキュラムの内容が難しいことや、学習のモチベーションを保てないなどが理由で挫折する方も少なくありません。

だからこそ、挫折しないためのサポートが充実しているITスクール選ぶことがポイントです。たとえば少人数制のスクールであれば、講師がひとりひりの生徒にじっくりと対応できるため、理解度や習熟度を判断して適切なサポートを行うことができます。

また、授業でわからなかったことを質問しやすい体制を整えていたり、自宅に学習環境がない方のための自習室などを提供しているスクールであれば、初めてプログラミングに触れる方でも不安なく学べるはずです。ぜひ、自分に合ったサポートを行ってくれるITスクールを選び、安心できる環境で確実にスキルを身につけていきましょう。

受講形式

ITスクールには、実際に教室に通って受講する対面形式や、ライブ配信や動画配信などで受講できるオンライン形式などのさまざまな受講形式があります。それぞれにメリットやデメリットがあるため、それを把握したうえで自分に適した受講形式のITスクールを選ぶことが大切ですが、どちらにも対応できるITスクールもあります。

ただしオンライン形式の場合、ライブ配信ではなく録画された動画を配信するだけのスクールもあるので、その違いにも注意しましょう。ライブ配信であればつねに新しい情報を受講できるほか、教室に通うのと同じようなモチベーションで受講することができます。その点動画配信のみの場合は、わからないことがあった場合にすぐに質問ができなかったり、自分ひとりで進めていくためモチベーションを保てなかったりする可能性があります。

対面とライブ授業のどちらにも力を入れており、学びやすい環境を選べるITスクールを利用し、確実にスキルを身につけていきましょう。

実績

ITスクールの実績も、スクール選びで注目したいポイントのひとつです。ここでいう実績というのは、受講生の資格合格率や転職成功率のことです。どんなに長く続けられたとしても、実践で役立つ知識や技術を手に入れられなければ意味がありません。

とくにスキルを身につけて転職したいという方は、転職支援にも力を入れているITスクールを選ぶのがおすすめです。また、資格取得を目指す方は、各資格の合格保証のコースを提供しているスクールを選ぶとよいでしょう。

実績は各ITスクールの公式サイトなどに掲載されていることが多いので、ぜひチェックしてみてください。また実際にそのITスクールに通った経験がある方や、転職先の社員、採用担当者などの口コミで評価の高いスクールを選ぶと失敗が少ないといえます。

これからエンジニアを目指すのなら、独学でスキルを習得するよりもプログラミングスクールに通うのがおすすめです。ここでは、なぜプログラミングスクールに通った方がよいのか、その理由をご紹介します。

DX化に取り組む企業が増加している

近年、DX化に取り組む企業が増加しており、エンジニアの需要は高まっています。独立行政法人情報処理推進機構の調べによれば、これまでDX化を進めていたのはおもに大企業でしたが、2020年においては中小企業でもDX化に取り組むケースが増えています。

これによりエンジニアが活躍できる範囲が大企業だけでなくさまざまな業種や企業に拡がっているため、確実にスキルを身につけて、いち早く実践で活躍できるプログラミングスクールに通うのがおすすめなのです。

IT業界でエンジニアが不足している

DX化を進める企業が増えている一方で、IT業界ではエンジニアが不足しているというのが現実です。実際に経済産業省 商務情報政策局情報処理振興課の調査では、IT人材の需要が年々高まっているにもかかわらず、供給できる人材が今後不足する可能性があることが明らかになっています。

また、独立行政法人情報処理推進機構の調べでは、日本企業の約80％がエンジニアの数だけでなく質も不足していると感じていることがわかっています。そのため、とくに大手企業では今後、優秀なエンジニアの確保に力を入れることが予測でき、スキルのある人材になることが就職や転職を成功させる鍵になることも併せて予測することができます。

さらに企業によっては優秀なエンジニアを育成するために、独自の研修プログラムを提供しているケースもあります。つまり、それほどエンジニアは求められる存在といえるのです。できるだけ有利な条件で転職するためにも、プログラミングスクールに通い、確実なスキルや資格を取得していくのがおすすめです。

エンジニアとして活躍の幅を広げやすい

プログラミングスクールに通い、確実にスキルを身につけていくことは、エンジニアとして活躍の幅を広げることにも繋がります。これまでのようにシステム開発やWEB制作、アプリ開発などの業務はもちろん、AI開発やロボット開発のような注目度の高い業務などにも携わっていくことができるでしょう。

もちろんプログラミング言語によって必要とされる場面は異なるため、どのような場所で活躍したいのか、自分の得意はなにかなどを明確にしたうえで学んでいくことも大切です。初心者の場合は自学習では挫折してしまう方も少なくないため、まずはプログラミングスクールに通い基礎を習得していくことが大切です。

第二新卒のエンジニアに期待する企業も多い

第二新卒というと、新卒よりも期待値が低いのではと感じてしまう方もいるのではないでしょうか。また、新卒で入社しなければエンジニアとして就職するのが難しいのではないかと思っている方もいるかもしれません。

しかしじつは、エンジニアとして活躍してくれる第二新卒に期待する企業は少なくないのです。もちろんその場合は、プログラミングスキルがあることが重要なポイントとなります。だからこそ短期間で効率的にプログラミングスキルを身につけられるプログラミングスクールに通い、しっかりと学ぶことがおすすめなのです。

最近では未経験者でもプログラミングスクールを卒業していれば採用したいと考える企業も増えているようなので、第二新卒だからとネガティブに考える必要はありません。

スキルを身につけて年収アップを目指せる

年収アップを目指すこともできることから、エンジニアとしての転職を検討する方もいるでしょう。実際にSAMURAI ENGINEERが行った現役エンジニア100名の平均年収調査によると、全体の26％の平均年収が500万円～900万円と、高収入であることがわかっています。

また未経験からエンジニアに転職した方でも年収は300万円～400万円、大手IT企業や通信系のプログラマーであれば、年収は800万円～900万円にもなるとされており、年収アップを叶えられる可能性が高いといえます。

もちろんスキルが高ければ高いほど、よい条件で転職できる可能性があるため、ぜひプログラミングスクールで確かなスキルを身につけて、転職活動をしましょう。

ITスクールに通うことには、さまざまなメリットがあります。ここではそのメリットを具体的にご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

経験豊富な講師から学ぶことができる

質の高い講師を採用しているITスクールに通えば、経験豊富な講師から直接プログラミングについて学ぶことができるというメリットがあります。とくに実務経験が豊富な講師がいるスクールであれば、実践で活用できる細かな知識や、効率的に業務を行うための技術なども教えてもらうことができるでしょう。

エンジニアは臨機応変な対応やひらめきなどを求められることも多いので、経験が豊富な講師からさまざまなケースの対処法やアイデアなどを教えてもらえるのは大きなメリットといえるでしょう。独学では習得できないスキルを身につけられる可能性も高いため、企業から求められるエンジニアになるためにも、ぜひITスクールを検討しましょう。

効率的に学習を進めることができる

ITスクールでは、これまでの実績に基づいて、より効率的に学べるカリキュラムを提供しています。初心者がつまずきやすいポイントや、プロのエンジニアとして活躍するために押さえておきたい知識などもしっかりと学ぶことができるので、実際に働き始めてからも役立つはずです。

とくに独学の場合は自分で学ぶ内容やテキストなどを精査しなければならず、その時点で多くの時間や手間がかかってしまうことも珍しくありません。なかにはその時点でモチベーションが低下してしまい、学び始めることすらできなかったという方もいるかもしれません。短時間で確実なスキルを身につけていけるという点だけでも、ITスクールに通うことには大きなメリットがあるといえるでしょう。

質問や相談をしやすく挫折しづらい

独学の場合、理解できない部分や疑問が生まれた際に、自分で調べて解決しなければなりません。しかし、とくに未経験や知識がないところからスタートする場合、どのように調べればよいのか、なにが正しい答えであるのかを判断するのも難しく感じてしまいがちです。

わからないことが増えていくたびにモチベーションが低下してしまう方も多く、それが挫折につながってしまうこともあるでしょう。その点ITスクールなら、わからないことはすぐに講師に質問ができ、正しい知識や解決するための方法を教えてもらうことができます。このようにして理解できるまでしっかりと学ぶことで、より確実にスキルを手に入れることができるでしょう。

就職や転職を有利に進めやすい

ITスクールのなかには、実践で活用できるスキルが身についた生徒に対して、転職のサポートやアドバイスなどを行っているスクールもあります。自分ではどのように就職先や転職先選びをすればよいかわからないという方でも、サポートがあれば自信を持って就職・転職活動を進めていくことができるはずです。

また、実際の業務内容や業種ごとの特徴などもITスクールなら把握しているケースが多いので、働き始めてからのイメージもしやすいでしょう。エンジニアに転職したいけれど未経験で不安、なにから始めればよいかわからないという方も、ぜひITスクールの受講を検討してみてください。

モチベーションを維持しやすい

独学の場合、自分のペースや向き不向きに合わせて学習できるというメリットがありますが、その反面孤独を感じやすくモチベーションを保ちにくいというデメリットがあります。その点ITスクールは、効率的に学べるカリキュラムが提供されていたり、すぐに質問できる環境を整えていたり、また一緒に学ぶ生徒がいたりと、モチベーションを維持しやすい環境であるといえます。

また、スクールで知り合った仲間と情報交換をしたり、プライベートでも仲良くしたりとコミュニティ形成がしやすいのもITスクールならでは。周囲からの刺激によって向上心を高められるという方も、ITスクールに通うことが大きなメリットになるでしょう。

多くのメリットがあるITスクールですが、反対に人によってはデメリットに感じてしまうこともいくつかあります。ITスクールに通い始める前にデメリットについても把握し、納得したうえでスクールを決めていきましょう。

独学と比べて費用が高くなる

ITスクールに通うためには、当然ですが、ある程度の費用が必要です。質の高いカリキュラムや講師を提供しているスクールほど、高額になってしまうこともあり、支払いの面で不安を感じてしまう方もいるかもしれません。

とくにアルバイトなどで生計を立てている学生の方などは、費用が高いために学びたくても学べないというケースもあるでしょう。そのような方は、給付金のサポートなど金銭面での不安や負担を減らすための対応をしているITスクールを選ぶのがおすすめです。もちろん独学に比べて費用はかかってしまいますが、意味のある学びにするためにもぜひ検討してみてください。

学習できる内容が限られている可能性がある

ITスクールと一言でいっても、カリキュラムの内容や教えている範囲はスクールごとに異なります。選んだスクールやコースによっては、目的に合った学習に対応していないケースもあるでしょう。また、なかには実践的なことを学べず、就職や転職にあまり有利に働かないような知識しか提供していないスクールもあります。

学習できる内容については、各ITスクールの公式サイトや資料に掲載されているため、まずは気になるスクールについてよく調べてから選ぶことが大切です。また、事前に無料のセミナーなどに参加でき、講師の質や学びの内容をチェックできるITスクールもあるので、安心して通い始めるたいなら、そのようなスクールを利用するとよいでしょう。

学習スケジュールが決められている

多くのITスクールでは、あらかじめ学習スケジュールが決まっており、自分の予定に合わせられないというケースが多いです。学校や仕事の都合で固定されたスケジュールで学ぶことが難しい方は、この点をデメリットに感じてしまうこともあるでしょう。

どうしても決められたスケジュールで学習できない方は、柔軟にスケジュール調整ができるITスクールや、eラーニングなど自分の都合のよい時間や場所で学べるシステムを提供しているITスクールを選ぶのがおすすめです。

以下は、ITスクール48校の料金をもとに算出した費用相場となります。

受講期間が1～3か月程度の場合は、お試しコースや単一講座が主で、22万円程度で済むものが多くなっています。3～6か月ほどの受講期間だと46万円程度が相場となっており、ITエンジニア業界で働けるスキルが身に付いて、さまざまなキャリアを目指すことが可能に。そのため、就職・転職・副業などでじゅうぶんな収入を得ることができるでしょう。

そして6か月以上の費用相場は51万円ほどで、AIやIoTといった専門分野で活躍できるようになります。実践学習を重点的に行っており、学校やコースによっては、作品の制作時間を長めにしているケースも見られます。

ITスクールの費用は、受講期間やサポートの手厚さによって決まるため、時間をかけて専門分野も学べば、その分費用も高くなるでしょう。実践学習や就業支援などのサポートも、費用が上がる要因となります。

ここで紹介した費用相場は、あくまで目安ですが、予算を組むうえで参考にするといいでしょう。

金銭面での不安が大きく、ITスクールに通うことをためらっている方は、給付金制度を利用してその不安を解消することも可能です。ここでは、少しでも不安や負担を減らすために知っておきたい、給付金制度についてご紹介します。

教育訓練給付制度（厚生労働省）

教育訓練給付金は、厚生労働省が提供している制度です。労働者の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を目的としたもので、指定されたプログラムを修了した場合に、受講費用の一部を給付金として受け取ることができます。

また教育訓練給付金制度は、その内容やレベルに合わせて「専門実践教育訓練」「特定一般教育訓練」「一般教育訓練」の3種類に分かれています。専門実践教育訓練の場合は受講費用の50%（年間上限40万円）が訓練受講中6か月ごとに支給され、特定一般教育訓練の場合は受講費用の40%（上限20万円）が、一般教育訓練では受講費用の20%（上限10万円）がそれぞれ訓練修了後に支給されます。

受給できる資格や学びの内容などについては、厚生労働省の公式サイトをご覧ください。

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業（経済産業省）

経済産業省が行っているのは、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業です。これは在職者が現在のキャリアについて民間の専門家に相談する「キャリア相談対応」と、その内容に応じたリスキリング講座を受講できる「リスキリング提供」、そしてこれらを踏まえた「転職支援」までを一貫して提供する制度です。

各地域にあるさまざまな企業がこの事業と提携しており、これから身につけたいスキルに合わせて受講することができます。講座の内容や金額などは事業者ごとに異なりますが、補助事業者経由で転職し、就業を継続することで最大56万円の補助が受けられます。この制度を利用したい場合、まずは無料のキャリア相談をしましょう。

需要の高まりにつれて、ITスクールの数も増えていますが、なかにはあまりおすすめできないITスクールもあります。通い始めてから後悔しないためにも、おすすめできないITスクールの特徴をチェックしましょう。

運営会社の情報が分からない

おすすめできないITスクールの大きな特徴として、運営会社の情報があいまいだったり分からなかったりすることが挙げられます。このような運営会社のITスクールは、料金だけ徴収されて実際の授業を行わない、質の低い学びしか提供しないなど詐欺に近い運営を行っている可能性があるからです。

サイトを見たり資料を請求したりしても、どのような会社が運営しているか判断できない場合は、そのITスクールを選択肢から外したほうがよいでしょう。健全な運営を行っているITスクールであれば、運営元を調べればすぐに確認することができ、その実績や卒業生が活躍しているかどうかもすぐにわかるはずです。少しでも怪しいと感じたら、ほかのITスクールを検討するのがおすすめです。

授業料などが記載されていない

どこを調べても授業料などの料金関係について一切記載されていないITスクールも、やめておいた方がよいといえるでしょう。このようなITスクールは、生徒の習熟度によって卒業のタイミングが異なるため、一概に料金を設定できないなどの理由から料金を記載していない可能性があります。

また、できるだけ高く料金を徴収するために卒業までの期間を延長したり、追加でオプションをつけて料金を釣り上げたりしている可能性もあります。信頼できるITスクールはかかる費用が明確であり、確認すればきちんと答えてくれるので、気になるITスクールには、まずトータルでかかる費用について問い合わせて確認してみるとよいでしょう。

授業料が高すぎるor無料

かかるコストが提示されているものの、相場に比べて高すぎるITスクールや、反対に授業料が無料のITスクールもあまりおすすめできません。高すぎる場合は通う側の負担が大きくなってしまうことはもちろん、通ったからといって必ずしも値段相応の教育が受けられるとは限らないからです。良心的なスクールであれば、法外な料金設定にすることはなく、通いやすい金額設定やサービス内容を提供しているはずです。

そして無料のITスクールもなぜおすすめできないのかというと、カリキュラムや講師の質への信頼性が低いからです。最悪の場合、無料とうたい人を集めて、あとからオプション料金や教材代などの高額な請求をしてくる可能性もあるので注意が必要です。

ITスクールに通ってスキルを身につけることで、どのようなキャリアを描いていくことができるのでしょうか。ここではITスクール卒業後のキャリアの例をいくつかご紹介します。

現在働いている会社で部署移動やキャリアアップをする

給与アップやキャリアアップは、必ずしも転職とセットではありません。エンジニアとしてのスキルを身につけることで、現在働いている会社を辞めずに、部署異動や社内でのキャリアチェンジなどを行うことも可能です。

企業によっては、エンジニアを育成するための独自プログラムを提供するなど、エンジニア確保に力を入れているケースもあるので、会社はそのままでもキャリアアップのチャンスはあります。企業ごとに制度やシステムは異なるので、現在の会社がどのような対応をしてくれるのかを確認してみましょう。

エンジニアとして就職や転職をする

ITスクールに通っている方のなかには、現在別の業種で働いており、スキル習得をきっかけにエンジニアとして就職や転職を検討している方も少なくありません。また、同業種であってもエンジニアとして転職することでキャリアアップや年収アップが見込めるケースもあるでしょう。

未経験や知識がない方からでもエンジニアとして活躍できるための知識や技術を提供しているITスクールも数多くあるので、エンジニアになる夢を叶えたいのならITスクールに通うのがおすすめです。また転職活動のサポートにも手厚いITスクールであれば、初めての転職や就職でも不安を感じにくいでしょう。

プログラミングといっても、取り扱う言語は多数あり、言語ごとに活躍できる企業や業種が異なります。そのため一概にITスクールを卒業したからいくら稼げると言い切ることはできませんが、卒業生の初任給や平均年収はある程度わかっています。

まずITスクール卒業生の初任給の平均は、およそ20万円です。また、平均年収はおよそ250万円～300万円とされています。このようにITスクールでしっかりとスキルを身につけることで、大卒の平均年収と変わらない程度の収入を得られることがわかっています。

またITの世界はつねに進化し、新たな技術や知識がどんどん出てきます。それらに対応しながら地道にスキルを習得し続け、長くエンジニアとして働ければ年収1,000万円も夢ではありません。

あくまで参考ではありますが、20代は「R」「Scala」「Objective-C」、30代の場合は「SQL」「JAVA」「VB」を扱えると高収入を狙いやすいといえます。ただし、向き不向きや希望する業務の内容によって必要な言語は異なるので、そのあたりを踏まえてどのような言語を専門的に学んでいくかを考えましょう。

これからエンジニアとして就職や転職をしたい、すでにエンジニアとして働いているがさらに高いスキルを身につけたいなど、ITスクールを検討する方の目的はそれぞれです。いずれにしても自分にぴったりの学びやサポートを提供しているITスクールを選ぶことが、効率的なスキル習得に繋がります。東京にはたくさんのITスクール（プログラミングスクール）がありますが、まずは気になるスクールの公式サイトをチェックしたりセミナーなどに参加したりしながら、ここで学びたいと思えるようなITスクールを見つけてください。